時間軸
止まってる時間の中にいるのが孤独誘うっていうのもあるんだろうと。
ま。理由はさておき、果物を漬けるのにはまった。
ここんとこ数年、旬の青梅みるたびに、漬けてみたいなぁって思ってて、余裕なくてできなかった。
アルコール分解できないので、シロップにしてジュースにしようと、最初お酢で漬けることにした。 サワードリンクってやつです。
5月の後半あたりに、梅洗って、へたとって、氷砂糖とりんご酢で漬けこむ。 あまりにも単純作業で簡単で、梅いっこいっこへたとったりが楽しくて、出来あがった瓶眺めてうれしい。で1日たっただけでも、氷砂糖が溶けて水分が出てくるのがおもしろくって、毎日、瓶、ふりふりしたり、眺めたり。毎日様子が変わるのが楽しくて楽しくて。こんなに簡単でおもしろいなら、とっくにやっとけばよかったなぁと。で、他の果物も漬けてみたくなって、パイナップルとぶどうも漬けてみる。
ぶどうは、とにかくきれいな色がたのしくて。 待ちきれなくて味見したり。氷水に少し入れて飲んでみる。さわやかな梅の香りがなんともいえなくて。でも、やっぱりどうしてもお酢の味が気になる。
きういの果実酒の絵
お酢の味が気になるのと、果物の香りのすごさに、ホワイトリカーでつけることにする。旬の果物みるのが楽しみになって、ついついスーパーマーケットにいくようになったり、瓶を買うのに、少し遠出したり、なにより後で考えてみれば、毎日表情の変わる果実がここにあること、どんどん増殖していく瓶たち。時間が流れてる実感がすごく感動だったようなきがする。
 
Aug.22.2002

ときは流れて、また青梅の季節。

いつのまにか、季節が過ぎ行き、また青梅の季節到来です。
このページも、そのうち、作った果実酒の画像なんか載せてなんて考えていたら、あっというまでした。さっそく青梅買ってきちゃいました。

お酢の匂いが気になると言ってた去年の梅のサワードリンクですが、一年たってみると、なんとお酢の匂いもなく熟成されておいしくなっておりました。冷たい水で割ってジュースにして堪能してます。あと、冷やし中華のスープにいれてみました。美味。酢豚なんかも、いいかもなーなんて考えています。

去年夏頃、お酢ではなくホワイトリカーで漬けたプラムや桃など、アイスティーに入れて堪能したりしてたのですが、アルコールに弱いわしは、どうしてもよっぱらい気味。一年熟成させてお酢の風味のとれた梅ジュースには感動してます。

買ってきた青梅。こんどはお酢で?ホワイトリカーで?漬けようか。少々悩みましたが、レモン汁多めと少量のりんご酢で漬けました。
梅酒リクエストもとりつけたので、旬のうちにまた梅かってこよう。

1.
青梅をざくざく洗う。
タオルなどでよく拭き、水分をしっかりとる。
竹串などで、へたの部分をとる。実の部分数箇所を竹串で、ぷつぷつ刺して穴をあける。

2.
ガラス瓶は、よく洗ってしっかり水気をとったあと、ホワイトリカーやアルコール度数の高いお酒などを少量いれてゆすぐ。アルコール殺菌。
3.
青梅と氷砂糖を交互にいれていく。入れ終わったらレモン汁(ポッカレモン使ってます)と、ホワイトリカーorりんご酢をいれる。
ちなみに、今回(梅ジュース用シロップ)の分量は
青梅2kg氷砂糖2kg(青梅と氷砂糖は同量が基本)ポッカレモン50cc、りんご酢150ccで漬けました。

おともだち贈呈用梅酒の分量
青梅500g、氷砂糖400g、ホワイトリカー500ml。
100円ショップの2L瓶に漬けました。

去年漬けたものの中で、これは美味。お勧め。っていうのをリスト。

ゆず酒
知り合いの庭にすずなりに実った小粒の柚子。これ、どうしたらいいのかしら?との話で柚子酒を漬けました。苦味の元となるとのことで、一週間ほどで皮をとりだしたものの、一ヶ月くらいして味見をすると強烈な苦味。これは失敗かなぁと思っていたところ、3ヶ月程して味見してみると不思議なことに苦味がやわらぎ、さわやかな美味なものに変身していました。

りんご酒
りんご狩りにいって、大量のりんご。実はりんご、そのまま食べるのってそんなに好きじゃなかったりするのです。固いりんごは好きなんだけど、もろもろっとした感じのりんごは、ますますだめ。
で、りんごと安いブランデーで漬けました。
3週間程で味見をしてみると、なんと甘い香りとそして甘味。
砂糖はいっさいなしで、りんごとブランデーのみなのですが、絶妙な甘さに驚きです。そのまま熟成させたら、どんなにおいしくなるんだろうと半年して味見したところ、これがいまいち。りんごのブランデー漬はフレッシュなものを楽しむほうがよさそうです。2〜3ヶ月がよさそう。
ミートソースに隠し味でいれたら、すごくおいしかったです。

ベリーベリー酒
100円均一の小さな密閉瓶で漬けました。ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーです。
なんとなくね。出来上がったら、誰かにあげたいなっていう気分と、あとちまちましたものが好きってことで。
きれいな色にまずびっくり。時間がたつにつれて色も深みを出していきました。もくろみどおり、何人か瓶ごとおすそ分け。紅茶に入れておいしいと言われました。

柚子酒で、かんきつ類の果実酒に目覚めました。で、すこしの苦味がまたいい感じがしているので、グレープフルーツなんかどうかな?ともくろんでいます。あと、冬にはあの大量の柚子。どうにか騙してもらってきちゃおうかとw 去年は処分に困って捨てたなんてこと言ってたので。
なんとなく、季節が一巡したので、ひさびさに付けたしてみました。
できるかぎり、去年つくった果実酒の画像など増やしていきたいなと。
そして、今年も果実酒つくるかなーってことで。
June.2003

またまた、ときは流れて、また青梅の季節。

3年目ですよー。青梅が店先に並んでいます。
今年は、ちょっとごたごたしてて、梅漬けるのは無理かなぁと思っておりましたが、ちょっと変わったやつ、やってみました。

体にいいから と 頂いた黒酢です。
黒酢については、ここがくわしいです。参考にどぞ。
で、確かにそこにあるとおり、安い黒酢ってまずいんですよね。
体にいいから飲めっと言われても、お酢なんだからさぁ料理に使おうよ。と、思います。ほんとに。

さて。そんなこといっても、この2年、青梅のサワードリンクに魅入られたわけで、 なんとなく、そうだ黒酢で漬けたらどうなんだろう?と。

青梅1kg、氷砂糖500g、 黒酢1瓶(700mlかな?)で漬けました。

で、一週間して舐めてみたところ、もともと黒酢ってちゃんと寝かせてあるせいか、安いお酢とは違ってつんつんしたところがないじゃないですか。で、たった一週間なんですが、これが梅のフルーティな香りがすばらしくって、もう十分いけてるってかんじなのです。
まずは、氷水で割って飲んで・・・うまー。
で、そのあと、まぜ寿司にしてみました。

ごはん、野沢菜ちりめんじゃこ、しその葉、と、この青梅黒酢です。

残りご飯を電子レンジでちんして、あつあつにします。そこに青梅黒酢を適当にまぜて、野沢菜ちりめんじゃこ、きざんだしその葉をまぜまぜ。小さなおにぎりにして食べました。  うまーーっ。
これ、ちょっとおすすめですよー。奥さんっ。

しかし、あっという間になくなっちゃいそうです。
まだ青梅売ってるし、もっとつくっとくかなぁ。
 
june.23.2004
ホームいくです。
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