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親ばか素材集


箱庭のすすめ


昔、MacSEでSimEarthをやっていた。白黒のドットが地図を埋める。思いもよらぬ場所から命が生まれ、文明さえもが生まれていく。死に途絶える命もあれば、酸素を作り出すやつもいるし、工業革命を向かえ大気汚染、そして放射能汚染まで起こしてくれる命さえ生まれた。当時は英語なんか生理的嫌悪感の筆頭だったし、きちんとしたマニュアルもなかったまま、いじくり創造し、失敗したと思えば消し去る世界・・・それでも、何度となく世界は生まれ、時間の経過を心待ちにしながら、じっと見つめていたものだった。
今年5月、めだかを飼いだした。
もともと、Biotopeに憧れていて、ベランダに水瓶を置いてできないものか?いや、卓上の小さな浅い水鉢でもいいな と、なんとなく考えていたが、知識は皆無、そもそも家の近所でめだか採りできる場所も知らなければ、買う場所さえもわからなかった。
友達が、猫と同居をはじめたりする中、春ごろから、憧れの気持ちは大きくなり、偶然近所の大型ホームセンターのような場所に熱帯魚が売っていることを知ったこともあり、念願叶ってめだかとの同居が始まった。
今はもう7月、早2ヶ月がたつ。
めだかを中心に、このちいさなちいさな世界は日々さまざまな姿を見せる。
なんとなく、親ばかというか、この同居人達の毎日を残しておきたくなった。
過去については、日付もなにもかも曖昧で、この先も日記と呼ぶにはお粗末なことになるだろう予感は大きいが、我が愛でたき同居人達の話をしていきたい。

July 1 2003





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