** expiration date 4
2年っていう期限がある。とりあえず2年は逃げていいことになってる。 一番怖いことから逃げていい期限だ。あと1年しか残ってないけど。
その期限は、おいといても、生活最低限度を維持する期限ってのもあるだろう。んで、焦ってないといったら嘘になる。
養生する覚悟が出来たと言っても、それは結局のところ、期日は決まっていないものの、期限付きの覚悟だったりする。それに気がついたのは11月終わりくらいの時。主治医とのやりとりの中でだった。
”認知療法してみようか?”
認知の歪みがあると。それを洗い出してみようと言われた。帰り道、なにかうきうきした。
秋頃から、治ってきたねぇと言われる事多くなり、なぜか違和感を感じていた。そうかな?逃げてるだけなんだけどなぁ。とか。治りたくない自分がいるかもしれない。とか。
そんな中、認知療法というのは、養生が終わったんだという感じがして、先に行く道ができたような気持ちでうれしかった。すごくうれしかった。
ところが。次回、診察を受けたときに。
”認知療法?なんとか療法に頼るっていうのは、貧乏性だなぁ。”
お先真っ暗。というか。それがきっかけで転院を決めることになったのですが。そのとき気がついたのは、期日なしの期限付きでこうしていられた事。治るという事がどういう事を指すのかはわからないけれど、今不自由に思っている事が出来るようになること、そして、その2年の期限のある事、これが出来る事が目標でいた自分。
最初は、精神医療に対しての不信感やら何やらで怒りを感じていたものの、気がついたら、1年していなかったODをしていた。 |
|