** expiration date 5
なんか、やたらに長くなってるなぁ。
そんなで、年末あたりから不安定に、ODしちゃったり。でも、今回のODについては理由がわかってるので、立ち直りが早かった。
あの真っ暗闇に帰りたかったんだとおもう。この先どうするのか、どうなるのか、何も考えない、感じないあの頃に戻りたかった。今までしてきたことが、意味のないことだと思いたくなかった。鬱には、なろうと思ってなれるもんじゃない。コントロールなんか効かない。どうしたら、あそこへ戻れるのか。思いつくのはひとつだけ。あのOD。だから、それにすがったんだと思った。死ぬようなODじゃない。けれど、数日間、健忘と体の制御が利かない状態の中で、自分は居てはいけないと思ったことを覚えていた。
健忘って、微笑ましい。結局、自分は、自分自身で決定して生きていく事を求めている一方で、自分自身で決断を下すことを恐れている部分がある。健忘状態の痕跡を、自分の体に出来た痣や、部屋の状態で確認しながら、何かとても安心するものがある事を知った。自分の意思とは違うところで、覚えていないところで、自分が何をしていたのか。それが、やたらに微笑ましく感じてしまう事に気がついた。
それが、やたらに楽しくて、健忘遊びを何度かしてしまった。あぶないなと思ったのは、薬に依存性があることを感じた時だった。とにかく、飲みたくなる。それも、まとまった量で。健忘できる量を続けざまに欲する自分。軽いものだけど、依存を断ち切るには決意が必要だった。そして、薬もなくなってきた不安からか、今思えば鬱の周期の中だったせいか、転院先を早く決めてとにかく病院にいかなければと。そんなあせりも不安の要素のひとつだった。
期限っていうタイトルで書き出したのは、自分の中のその期限についての変貌とかなのだけれど。自分の中に、そういう物があるんだなって感じたことで、また何かが変わった気がする。で、最初にもどって。賞味期限はほどほどに無視するタイプってことで。〆。 |
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